たつき諒の予言が再び注目を集めています。
1999年に出版された漫画『私が見た未来』では、「2011年3月に大災害が起きる」という記述があり、東日本大震災と一致したことで“予言漫画家”として一躍有名に。
さらに、2021年に刊行された『完全版』では「2025年7月に日本とフィリピンの間の海底で噴火が起き、壊滅的な津波が来る」とも記され、多くの人がその的中率に驚きを隠せません。
この記事では、たつき諒がこれまでに発表した予言の一覧を整理し、2011年の災害や富士山噴火の夢を含む内容を詳しくご紹介します。
たつき諒とは何者か?予言漫画家としての軌跡
たつき諒の予言が注目される背景には、彼女自身の独特な創作スタイルと、現実と一致するような内容の存在があります。
このセクションでは、たつき諒のプロフィールや活動歴、そして予言が話題になるまでの流れを解説します。
たつき諒のプロフィールと経歴
たつき諒は、1954年12月2日生まれ、神奈川県横浜市出身の女性漫画家です。
1975年から少女漫画を中心に執筆活動を開始し、独特な感性でカルト的な人気を得てきました。
長らく活動を休止していましたが、2021年に『私が見た未来 完全版』の出版を機に注目が再燃し、再び表舞台に現れました。
『私が見た未来』が注目された理由
1999年に刊行された『私が見た未来』は、一見するとただのエッセイ風漫画ですが、その中に「2011年3月に大災害が起きる」という記述があったため、東日本大震災後に「予言漫画」として爆発的に話題に。
この一文により、たつき諒の名前はオカルトファンやネットコミュニティで広まりました。
予知夢を描くスタイルの独自性
たつき諒の創作は、夢日記をベースにしています。
本人が見る“予知夢”を毎日記録し、それを元に作品化するという独自の手法を用いており、そのリアルな描写や直感的なイメージが読者を引き込みます。
夢を通じた未来予測というユニークな表現手法が、多くの共感と議論を呼んでいます。
たつき諒の予言一覧|注目された災害・出来事
たつき諒がこれまで夢の中で見たとされる未来予知の中には、現実に起きた重大な出来事と一致したものがいくつかあります。ここでは、特に注目された3つの予言についてご紹介します。
2011年3月の大災害(東日本大震災)
たつき諒の代表作『私が見た未来』の表紙には、「2011年3月 大災害」という文字が記されていました。
この記述が、東日本大震災の発生と一致したことで“予言が的中した”と話題になりました。
出版当時はあまり注目されていなかったこの一文が、震災後に再評価され、絶版となった単行本は高額で取引されるようになります。
2020年の新型コロナ流行の予見
『私が見た未来 完全版』には、2020年ごろに感染症の流行を示唆するような内容が含まれており、「新型コロナウイルスのパンデミックを予知していたのでは?」とネット上で噂されました。
ただし、記述はやや抽象的であり、特定の病名や詳細は書かれていません。とはいえ、多くの人がこの予言に注目するきっかけとなりました。
2025年7月の大災害(大津波予知)
『私が見た未来 完全版』で最も注目されているのが、「2025年7月5日ごろ、日本とフィリピンの間の海底が破裂し、壊滅的な津波が太平洋側を襲う」という予言です。
本人は日付の確定に対して慎重な姿勢をとっており、「7月5日が確実に何かが起きる日ではない」と説明しています。それでもこの予言はSNSやメディアでも大きな話題となっています。
富士山噴火の夢とその意味
「たつき諒 予言 一覧 富士山」と検索されるほど、富士山噴火に関する夢の内容は注目されています。
しかし、それが実際の災害予知なのか、それとも象徴的な表現なのかには慎重な解釈が必要です。
たつき諒が見た富士山噴火の夢とは?
たつき諒は自身の夢の中で富士山が噴火するイメージを見たことがあり、その体験は読者の間で広く知られています。
特に『私が見た未来 完全版』の中では、富士山噴火に関する描写があり、これが現実の出来事とつながるのではないかと話題になっています。
ただし、富士山の噴火がいつ、どのように起こるかなど、具体的な日付や状況までは記されていません。
夢の象徴性と本人の解釈
たつき諒自身は、富士山噴火の夢について「象徴的なものであり、現実にすぐ噴火が起こるという意味ではない」と述べています。
夢の中での富士山は、むしろ経済危機やパンデミックといった“社会的な激変”の象徴と考えており、物理的な災害よりも精神的・社会的な警告としての意味合いが強いとしています。
SNSで広がった「富士山噴火」説の真相
インターネット上では「たつき諒が富士山噴火を予言している」との噂が独り歩きし、「2025年7月に富士山が噴火する」といった誤解が拡散されています。
しかし、たつき諒本人はそうした断定的な予言をしておらず、むしろ冷静な姿勢を示しています。
SNSでの拡散情報には注意し、本人の発言や著作に基づいて正確な情報を把握することが大切です。
過去の予言はどれほど的中したのか?
たつき諒の予言が「当たる」と評される背景には、東日本大震災などの重大な出来事との一致があります。しかし、その的中率については冷静な視点が必要です。
「的中率90%」は本当か?
ネット上では「たつき諒の予言は90%当たる」「87%の精度」などといった数字がよく見られますが、これらに科学的・統計的な根拠はありません。
たつき諒本人もそのような数値を公表しておらず、多くはファンや一部メディアによる誇張、あるいは印象操作によるものと考えられています。
評価される予言と曖昧な予言の違い
確かに『私が見た未来』で記された「2011年3月の大災害」は、東日本大震災と一致し、もっとも信憑性が高いとされています。
しかし、それ以外の予言には抽象的な内容も多く、事後的に解釈が変わるケースが少なくありません。読者の側で「この出来事に当てはまるのでは?」と解釈して評価が高まることも多いのです。
予言の解釈には注意が必要
たつき諒の予言は、あくまで夢の中でのイメージをもとに描かれたものであり、現実の出来事を具体的に予見する“預言”とは異なります。
また、予言内容は象徴的な場合も多く、解釈の幅があります。過去に的中した事例がある一方で、現実には起きていない予言も存在しており、冷静な視点で捉えることが求められます。
まとめ|たつき諒の予言は信じるべきか?
たつき諒の予言は、1999年に発表された『私が見た未来』の「2011年3月 大災害」の記述が東日本大震災と一致したことで一気に注目されました。
2021年には加筆修正された『完全版』が発売され、2025年7月に発生するとされる大災害や富士山噴火の夢などが新たな話題を呼んでいます。
ただし、たつき諒本人は「夢で見たことが必ず現実になるわけではない」と冷静な立場をとっており、富士山噴火についても「象徴的な意味合いが強い」としています。
また、ネット上で語られる高い的中率には根拠がなく、解釈によって評価が左右されやすい点にも注意が必要です。
予知夢というスタイルは非常にユニークであり、たつき諒の作品には想像力を刺激する力がありますが、すべてを鵜呑みにせず、冷静な視点を持つことが大切です。
興味を持った方は、ぜひ『私が見た未来 完全版』を読んでみて、自分なりにその内容を考察してみてはいかがでしょうか。
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